サッカー指導に必要なおすすめ資格3つ!
これからサッカーコーチをやろう、サッカーコーチをやることになった、といった方!サッカーに関わる資格があるってご存じですか?
ここではサッカー指導に関わる方が持っていた方が良い資格を3つご紹介します。
いきなり全て得ることがは難しいと思いますが、子どもたちのためにしっかりと基礎を学べる資格となりますので、ぜひ講習会を受けて資格を得ましょう!
指導に携わるということではこの資格は欠かせないと思います。
1.公認指導者資格
これは日本サッカー協会が指導者講習会を開催し、受講者に付与する資格です。
S級ライセンス(プロサッカーチームを指導することができます。)は有名ですが、ついでざっくり言いますと、A級、B級、C級、D級と資格があります。
東京都の小学生公式戦ではこの指導者資格が試合時のベンチに2人いなければならないというルールもあります。
試合のためにというよりも、子どもたちのために、勉強ということで、小学生を指導の対象としている方はD級、もしくはC級ライセンスの受講をおすすめします。
D級の場合は土日の2日間で取得できる講習会ですので、入門編ということで、こちらをまずおすすめいたします。終了時には修了証を受け取ることができます。
日本サッカー協会公認資格ですのでぜひ取得を目指しましょう!
申し込み方法は日本サッカー協会の
しかし、年齢制限があり、18歳以上でなければなりません。
今の時代「13歳のサッカー戦術分析」という時代であるのに、年齢制限があるというのはナンセンスな気がします。
15歳以上であれば受講できる講習会もあります。
それはキッズリーダー養成講習会です。
これは12歳以下の子どもを2歳刻みでカテゴライズし、
それぞれの年代での子どもの特徴や指導法を学ぶ講習会です。
講義の様子
実技の様子
2.審判資格
サッカーにはルールがあります。
ルールをしっかり覚えて試合を行うことが望ましいと思います。
そして、試合を行うには審判員が必要です。
この資格を持っていると公式戦と呼ばれるオフィシャルな試合の審判も行うことができます。
まず、入門編の4級を受講しましょう!
4級は講義を受けて、簡単な試験をクリアすれば、1日で取れる資格です。
サッカーを教える立場であれば一般的なルールを勉強しておくことは有益と言えるでしょう。
サッカーもルールも教えるのは指導者なのです。
ただ、安心してください。
サッカーをやっている人がみんなルールに詳しいかというのは別の話です。
10年プレーしていたって、正しくルールを理解している選手は少ないです。
ルールも毎年マイナーチェンジします。2019年には大幅な改正がありました。
「新ルール」です。
完璧を目指す必要はありませんので、まずは初級編の4級を受講しましょう!
3.普通救命講習
これは厳密にいうと資格ではないかと思います。
ファーストエイド(一次救命処置)と言われる、バイスタンダー(近くに居た人)が傷病者にどう接遇(対処)すべきかを教わる講習会です。
講習会を受講するとその証として、修了証を受け取ることができます。
以前記事にもしました・・・
「子どもを安全・健康な状態でお家に帰すことが・・・」
にも記載しましたが、サッカーコーチが最低限知っておくべきメディカルの知識が詰まっています。
「1」に記載した公認指導者資格の講義でも、座学として多少の知識を得ることができますが、こちらの講習会は講義と実技で学ぶことができます。
三菱養和ではこの講習会を会社全員が取得しており、何かクラブで起きた時には適切に対処できるよう取り組んでいます。
内容としては
心肺蘇生法
AEDの取り扱い
がメインです。
普通救命講習は3年に1度受講することを勧められています。
こちらの資格も上記同様に、取得を目指したいものですね!
以上
どうでしたか?
このような資格を最低限持っておくことは、個人の資格として見栄えが良いものです。
そして何より、目の前の子どもたちのために利益になる資格だということをご理解くだし。
3つ目にご紹介した普通救命講習はサッカーコーチのためというよりも、大切なご家族を守るためにも知識として得て損は無いと思います。
3つの資格を取得し、サッカーの楽しさを伝えられるコーチに一緒になりましょう!
誰も教えてくれない、指導前に気をつけること(2)子どもを安全・健康な状態でお家に帰すことが出来るかどうか。
サッカーは外で行うスポーツです。ですから、様々な環境要因を考慮し、練習や試合ができるかどうか総合的に判断する必要があります。
子どもを預かり、安全に健康な状態でお家に返すことは最低限必要なこと。
子どもを健康な状態で帰ってもらうためにはどのような事を気をつけなければならないのでしょうか?
こちらの記事を読んで安全・健康に子どもをお家に返すことができるようになりましょう。
サッカーは屋外で行うことが基本となるスポーツです。
ですから、基本的には2つの観点で安全・健康を確保しましょう。
1.天候
①熱中症
ここに関してはまた詳しく記事にしたいと思いますが、ニュースや気象庁HPで熱中症の危険がある日に関しては活動を控えるということがとても大切です。
おとなでも厳しい暑さのなかで、歩くことも精一杯であるのにもかかわらず、サッカー をするというのは命を危険にされしているようなものです。絶対にやめましょう。
また、熱中症は夏になるだけではありません。暑くなり始めの5月、6月でも熱中症にはなります。暑さに慣れていないからです。
担当した子たちの体力レベルに合わせて練習の実施有無を決めましょう。
子どもたちには「命があってのサッカー。死んじゃったら、サッカーはできないよ!」と伝えましょう。
②雷
これも非常に危険です。言わなくとも皆さんわかると思います。「ゴロゴロ」っと音が聞こえたら、すぐにプレーを中止しましょう。
また、熱中症同様ニュースでも「雷に注意」や「天気が急に変化・・・」というワードが出てきたら要注意です。
まだまだ遠くにあるから大丈夫だと思ってはいけません。急に黒い雲がやってきたり、急に風が冷たくふいたりしたら要注意です。
③風
風のどこが危険なの?と思われるかもしれませんが、風が強い日はゴール転倒の
恐れがあります。ゴールはしっかりと固定されているか。風が吹いて危険なものはないか、を必ずチェックしましょう。
2.用具
①ゴール
「風」のところでもお話ししましたとおり、風によっての転倒がサッカーで起きる重大事故の大半を占めます。
合宿地で大学生が集合写真を撮ろうとした時にゴールにぶら下がり、ゴールが転倒。死亡したケースもあります。
また、長くゴールが置かれている小学校では腐食が進んでいることもありますし、ゴールの移動を頻繁に行う施設ではゴール接続部のネジが緩んでしまうこともあります。定期的にチェックしゴール転倒防止に努めましょう。
②服装
練習を始める時に服装のチェックを行いましょう。靴の紐をしっかりと結べているか、ソックスはしっかりと履けているか。シューズの故障がないか。
用具の不備は相手を傷つけてしまう可能性すらあります。
練習の前にしっかりと確認しましょう。
3.表情チェック
子どもを安全・健康な状態でお家に帰すために、様々な事をチェックしました。
さあ、いよいよ指導です。
このタイミングで子どもの安全と健康を守る最後のチャンスです。
子どもたちを集めて、しっかりと表情をチェックしましょう。
目を見て、イキイキとしているか、いつもの表情と違いはないか。
挨拶をして確認しましょう。
また、練習を始める前に、様々なことを子どもたちに聞いてみましょう。
「昨日はちゃんと寝れたかな?」
「朝ごはんは食べた?」
暑い季節であれば、
「水筒の中身はあるかな?」など、沢山の質問でなくても日常と今日の違いはあるか、今日は特別なことが起きていないかをチェックすることで、違和感を感じとることが出来るかもしれませんし、このような情報をもとに、未然に重大な体調不良になることを防ぐことが出来るのです。
もちろんこのタイミングだけではなく、実際練習を進めていくなかで、健康状態が悪化していくことも十分にありますから、日頃からどのような子どもなのか、一人一人を観察していく必要があります。
まとめ
子どもを安全・健康な状態でお家に帰すためには、3つのことが必要です。
中でも事前に出来ることは2つ
1.天候チェック
2.用具チェック
3.表情チェック
3つのチェックを行い、子どもたちのサッカーを守っていきましょう!
サッカーには夢がある!
誰も教えてくれない、指導前に気をつけること(1)自分が子どもにどう写るか
さあ子どもの前に初めて立つ日だ!
どんな反応してくれるだろうか。楽しんでもらえるのだろうか、そんな風に期待と不安の間にいるのではないでしょうか?
どんな指導者にもこの日はあります。
おとなの一つのモデルとして、自分がそれに値するか。
ここが重要なポイントです。
指導前にこれを読んでいただいて、子どもたちにとって理想のおとなであるかチェックしてみましょう。
1.まず身なり!
目からの情報は9割とも言われていますが、どんな風に自分は子どもたちに写るのでしょうか。
服装・姿勢・髪型・歩き方、自分の全てが子どもたちの目に写っています。
こういう言い方をすると、ん〜と思われてしまうかもしれませんが、大抵の人は大丈夫なはずです。
皆さん本業でも気を使っている部分なのではないかと思います。どんな仕事でもここは一番と言っていいほど気を使う部分ですよね!
2.言葉遣い
子どもたちとは声でコミュニケーションをとることがほとんどではないでしょうか。
子どもたちはどんな時にどんなことを言ってくれたと、詳細に記憶しています。
私も保育園に行く4歳の娘がいますが、昨日あったことの詳細を細かく教えてくれるものです。
大好きなコーチの口癖はよく、真似をします。真似されても良い言葉を使うよう心がけましょう。
「やばい」「まじで?」「すげー」なんて言葉は正しい日本語ではありませんよね!
3.表情
はじめにも言いましたが、どんな表情で子どもたちを迎え入れたほうが良いでしょうか?
そう笑顔です。最高の笑顔で子どもたちを向かい入れましょう。
笑顔を見ると自然とそれをみた子どもは必ず笑顔になります。
皆さんも試しに鏡の前で最高の笑顔を作ってみてください!
絶対になんだか嬉しい気分になりますよ!子どもの前では笑顔を絶やさないでください。
もちろん悪いことが有れば叱ることもあるでしょう。子どもたちにコーチはこんな気分なんだと、示すには表情を変えてください。決して感情で叱ってはなりません。
表情をうまく使い分けましょう。
さあ、なんとなく子どもの前に出る準備はできましたね!
では万面の笑みで子どもたちを出迎えて来てください!
いってらっしゃい!
#サッカーには夢がある。
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます🎍
今年はこちらから出来る限り発信すべく活動をスタートしていきたいと思います。
ここで発信しているだけで、届くのかと思いつつ、粛々と発信していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
「サッカーコーチ2.0 〜誰だって初めは初心者。サッカーを通じで人生を豊かに〜」を立ち上げた理由。サッカーコーチが抱えた課題を解決するため、そしてサッカーを通して未来を担う子どもたちに幸せな世界を残すために、今私が出来ることをやろう。
このブログを立ち上げた理由は…
社会に貢献したい。
この一言でしょうか。
今まで、大学卒業からサッカーコーチを職業として来ましたが、私は素人でした。他のコーチに比べて選手歴もありませんし、プレーだってうまくありません。サッカーコーチを10年以上続けてきて、素人だった私がいかにして少々人前でも緊張せずに喋れるに至ったか、を振り返った時に、「これ、誰でも出来るよね?」と思ったのです。
だから、
「惜しみなく世の中に出そう!」
と思いました。
私は三菱養和で様々な、経験をさせて戴きました。今も良い経験をさせてもらっています。こんなこと話して大丈夫かなって事もありますが、いいんだと思います。世の中のためなら。
ということで、私が経験してきたこと、培ってきたことを、惜しみなく出し続けるブログ。もちろんこのブログを読んだからって何かできるようになるわけではありませんよ!
でも知ってて損はないんです。だから良い情報だだ漏れということを基本にブログを書いていきたいと思います。
みんなに見てもらいたいわけではありませんし、私がパーフェストでもない。私は人よりもたくさん失敗してきました。失敗に付き合わせてしまった子どもたちもいます。このような失敗をみなさんがしないためにもここに記していきたいと思います。
サッカーコーチをしているので、サッカーを上手にすることも大切なのですが、未来を担う子どもたちにサッカーを通じで夢を持つことや、挑戦すること、成功・失敗を経験すること、仲間を大切に想うこと、相手を認めること、工夫する楽しさを感じること、感動すること、人生を豊かに生きるために様々なことを伝えたい。そう思っています。
そしていつの日か、サッカーというスポーツが、ここ日本で価値あるものになること、そして、「サッカーコーチになりたい」と思った後輩たちが活躍できる場を残すことが私の使命だと思っています。
どれだけのことが出来るかわかりませんが、気長にやっていきたいと思います。